こんにちわ。さくら車検の山田です。
暑さ本番、いよいよ大好きな生ビールの季節がやってまいりました!
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて本日は、BMW MINIクーパーS(R53)のファンベルトの交換をご紹介させていただきたいと思います。
ファンベルトとは、エンジンのクランクシャフトの回転から動力をとり、自動車を動かすのに必要なエンジンの機構(オルタネータ、ウォーターポンプ、エアコンコンプレッサーなど)を駆動させるベルトのことです。
このベルトが切れてしまうと、エンジンへの電気供給が止まってしまい、自動車が走行中に動かなくなって大事故に繋がる場合もあります。
では、ファンベルトが劣化してしまうと具体的にどんな症状がでるのでしょうか?
ファンベルトが劣化すると、ベルトのヒビが入ったり避けたりします。前兆もなくいきなり切れてしまうこともあるので注意が必要です。
ファンベルトの劣化のサインとして一番わかり易いのが鳴きと呼ばれる異音です。
エンジンから「キュルキュルキュル」という音が出ると、ファンベルトがかなり劣化していることを意味します。
特に雨の日は鳴きが顕著になります。
左のファンベルトが古いベルトです。色も変色し亀裂が入っています。右が新品のファンベルトです。色も良く亀裂も入っていません。
新品のファンベルト交換完了です。これでひと安心です。
ファンベルトは自動車を動かすには欠かせない、まさに命綱ともいえる部品です。
万が一ファンベルトが切れて、重大な事故を起こしてしまったら大変ですので、ファンベルトは常に万全の状態を保ちましょう。
エンジンからキュルキュルという音がしたら、「ベルトかな?」と疑ってみてください。
この音が出始めたからといって、すぐに切れてしまうようなことはありませんが、できるだけ早く交換するようにしましょう。
1975年生まれ。セダン系の車が好きで、昔はジャガーXJに乗っていました。趣味は子育てで、4才の娘と、公園やドライブに行ったり、家でままごとなどして、休みは娘と楽しんでおります。