皆様こんにちは、さくら車検の中川でございます。
だんだんと暖かくなり、桜も満開ですね!
もうお花見には行かれましたでしょうか?
さて今回は日産のエクストレイルが入庫頂きましたのでご紹介致します。
整備の中よりドライブシャフトブーツについてのお話しです。
そもそもドライブシャフトとは?
ドライブシャフト(Driveshaft)とは、自動車のエンジンの動力を車輪に伝えるために用いられる回転軸のことです。
日本の自動車は、主にエンジンが前方にある前輪駆動車であり、駆動輪にエンジンの回転を伝えるため、ドライブシャフトが使用されます。
ドライブシャフトは、2個の等速ジョイントと1本の中間シャフトが組み合わされたユニット=ASSYです。
外側(タイヤ側等速ジョイント)は車輪のハブに、内側(エンジン側等速ジョイント)はトランスミッション(べベルギア)に接続されます。車輪の動きに即応しつつも、他のタイプのジョイント(不等速タイプ)と異なり、角度を大きく変化させても振動が発生しないため、駆動力を無駄なく伝えることができます。等速ジョイントは、FF(フロントエンジンフロントドライブ)車にも、4WD車にも必要不可欠な部品です。
(部品メーカーNKNホームページより抜粋)
・・・簡単にお伝えすると
FF車などでエンジンの駆動(動力)をタイヤに伝える為のシャフトです。
そしてこのシャフトには上記の説明書きにもある様に
タイヤ側とエンジン側にジョイントがあります。
エンジンの動きやハンドルを回した時のタイヤに角度が付いた状態でも
ちゃんとエンジンの駆動がタイヤに伝わるように出来ています。
そのジョイントを保護する為に蛇腹のゴムブーツが装着されています。
更にブーツの中にはグリスが注入されています。
お察しかと思いますがこのブーツ、切れてしまうと車検に通りません!
車検整備での交換が必要になります。
もちろん車検時でなくとも切れていることが確認されたら
早めの交換をお勧めします。
ブーツの破れたところから中のグリスが飛び散り
動きが悪くなるほか、最悪の場合は小石や砂利が中に入ってしまい
異音の発生やシャフト損傷に繋がってしまうかもしれません。
間違ってもブーツ切れの状態で泥道を走ってはいけませんよ!
異音が出てしまえば、シャフトごとの交換が必要に・・・
そうならない為には日常点検が重要です。
下回りの部品はご自身での確認はなかなか難しい
っといった方には点検だけでも、
さくら車検にお気軽にご相談下さいね!
1986年生まれ、東京在住。 子供時代から車が好きで、小学生の時に親戚に乗せてもらった影響で、今はAE86のトレノに乗っています。 主に国産メインですが、旧車やグレードアップ、カスタム系などは得意です! 他にもカメラが趣味で、ハチロクと飼っている猫(三毛マンチカンとキジシロ)を撮影しています。 機会があればどこかでご紹介できればと思っています。