こんにちは、さくら車検の吉田です。
今回はダイハツ タントのタイミングベルトの交換作業になります。
白いステッカーが貼ってある黒いケースの中にタイミングベルトが入っています。
ケース内ですので通常は見ることは出来ません。
まずは邪魔なエンジンマウントを取り外していきます。
エンジンマウントを外してしまえば、後はクランクプーリーを外してタイミングベルトのカバーを外すと出てきました。
タイミングベルトの交換とセットでウォーターポンプも交換します。
写真ではウォーターポンプはすでに外れています。
タイミングベルトとテンショナーベアリング、そしてウォーターポンプ。
新しいウォーターポンプを取り付けました。後はタイミングベルトを取り付けて元に戻していきます。
エンジン下からの写真。クランクプーリーとファンベルトなどを組み付ければ作業完了になります。
タイミングベルトはピストンの上下運動と吸・排気バルブの開閉のタイミングを合わせる重要なパーツです。
これが切れてしまうとピストンと吸・排気バルブがぶつかってしまい、エンジンその物がダメになってしまう可能性が高いです。
タイミングベルト式の国産車のほとんどは10万㎞走行で交換となっていますので、出来れば10万㎞を超えるまでに交換をしておいた方が安心です。
この度はご利用ありがとうございました。
1972年生まれの整備士です。お車のトラブルなら何でもご相談ください。 数年前は、よくドライブに出かけていましたが、現在はその頻度も減り、これといった趣味がないことが悩みの一つです。 【保有資格】二級自動車整備士