あけましておめでとうございます!
さくら車検の清久です。今年もよろしくお願いします!
さて前回の記事では、シーケンシャルドアミラーウインカーは車検通るの?について取り上げました。
今回も車検の合否にかかわるお話になります。
まずはこの写真をご覧ください。
上記画像は、車検に通す前のランドローバー ディフェンダーですが、この状態では、車検不合格でした。
さて、どこが不合格なのか判りますか❓
答えは、記事タイトルに書いてしまってますが (;^_^A 車幅が足りませんでした。
具体的には車検証の記載で幅184cmのところ実測値180cmでした。
この時点で先程の車検証に記載された寸法と車両の寸法の同一性が無い事になりますので【不合格】です。
同一性といっても、幅に関しては2cmまで誤差として認められているのですが、今回は4cmなので完全にアウトですね。
しかし、後付けオーバーフェンダーで車幅オーバーして不合格というのはよく聞くお話ですが、今回は縮んでいます?
えっ⁉ 勝手に縮むことなんてあるの❓
いえいえ、そんなことはありません。
この車が登録された時にはもっと大きなフェンダーがついていたそうで、その後取り外してしまったようです。
そこでどうすれば合格出来るか❓
そうです、車両の車幅を車検証に合わせるのです。
ちょうど良いサイズのオーバーフェンダーが見つかりませんでしたので、既存のオーバーフェンダーを生かしたまま汎用のラバーフェンダーで寸法を調整することにしました。
これを使用して、車検証記載寸法に合わせる為、左右20㎜ずつ拡げます。
既存のオーバーフェンダーにプレートとビスでしっかりと固定します。
無事に車検証記載寸法になり、同一性が確認され、車検合格する事が出来ました。
この度はご利用ありがとうございました。
さくら車検では、板金塗装、ドライブレコーダー取り付け、一般整備も行っておりますので、ご相談いただければと思います。
1975年生まれ、A型 趣味は、自動車レース観戦、レーシングカートです。元F1ドライバーの小林 可夢偉とも同じコースで走った事もあります!? その反動か、一般道では、至って安全運転です。機械いじりも好きです。 【保有資格】中古自動車査定士、中古自動車販売士、損害保険募集人資格