こんにちわ。さくら車検横浜工場の佐々木です。
今回は日産フィガロのプロポーショニングバルブ交換作業をさせていただいたのでご紹介させていただきます。
車検でご入庫され、点検時に気が付いたのですがそんなに強くブレーキを掛けたわけでもないのにブレーキがロックされてしまう現象が多発しました。
ブレーキが効くことはいいのですが効きすぎても危険です。
ブレーキ関係は全部点検し、サイドブレーキも調整したのにこのような現象が起きてしまうとのことでプロポーショニングバルブを交換させていただくことになりました。
こちらが交換する部品です。プロポーショニングバルブはタイヤのロックを防止するため(特に後輪)、タイヤ4輪にかかるブレーキフルードの油圧を下げる働きをする部品です(均等にする部品)。マスターシリンダーから送られる油圧はこの部品を通過して4輪に送られます。
取り付いている場所もスペースがあまりなく配管も6本あるので指が痛くなります・・・ブレーキ関係だったからなのかまだ部品がありました。
交換後はブレーキフルード交換、エア抜きして制動力を確認します。軽くブレーキペダルを踏んでもロックしなくなり、改善されました。これで作業完了です。最近の新しい車両はABSやブレーキアシスト関係の装置もかかわってくるのでタイヤがロックしてしまうことはほとんどないはずですが昔の車両ならではの症状でした。でわまた。