こんにちわ、さくら車検横浜工場の佐々木です。
今回はアルファードのファンモーター交換作業をさせていただいたのでご紹介させていただきます。
オーバーヒートランプが点灯したとのことなのですが点検させていただいてもなかなか点灯せず、う~ん・・・と考え、アイドリング状態でいると・・・だんだん水温が上昇してきました。
どうやら走行していると走行風があたり風でひえてしまってオーバーヒートしなかったみたいです。
止まっている時間が長いときだけオーバーヒート気味になっていたようです。
いろいろ点検してみるとファンモーターが回ってはいるのですがいつもより少し弱い感じがしたので軽く衝撃を与えてみたところ勢いよく回りだしました。
完全に壊れてはいなかったみたいですが壊れかけの状態だったようです。
エアコンをつけてみたらとまったりよわよわしく回ったたり・・・ファンモーターを交換します。
ファンモーターを交換するためにはファンシュラウドごと取り外します。
こちらの車両はスペースがあるので割と簡単に取り外すことができます。
ファンが2つ取りついているのですがどちらも壊れかけの状態でした。
右側のほうがもう動かないかも!くらいのよわよわしさでした。
まんなかの8mmのナットを取り外して羽を取り外せばモーターが見えてきます。
モーター本体はそれぞれビス3本で固定されているだけなのですがこちらのビスがだいたい錆びていて取り外すときになめてしまったりするうざったいビスです。
今回は6本中2本しか簡単に外せませんでした・・・
交換完了したらあとはもとにもどしていくだけです。
最後にオーバーヒートしないか確認します。
アイドリング時のエアコンの効き具合が若干悪かったことにもっと違和感を感じていれば・・・と思いました。冷えていたのですが言われてみればくらいの微妙な感じでしたし最初にファンを点検したときはしっかり回っていたように見えてしまっていたので少し発見に手間取ってしまいました。
エンジンは問題なかったので作業完了です。でわまた。