投稿者:moritaさくら車検横浜店の森田です。先日、車検切れでバッテリー上がりの「トヨタハイエース」を神奈川県大和市まで車検のためお預かりさせていただくためにお伺いさせていただきました。
お客様は長期入院のためお車に乗れない期間が長かったためバッテリーが上がってしまって、かつ車検がきれてしまったとのことでした。また引っ越しが決まり、お車を動かさないといけなくなり車検を受けることにしたそうです。
弊社ではまずバッテリーが上がっているお車はジャンピングをしてエンジンがかかるかどうかを確かめます。バッテリーは助手席シートの下にありますので、シートを持ち上げてバッテリーパックをつなぎイグニッションをスタートまで回します。
バッテリーパックはフル充電しているにもかかわらずセルモーターが動いてくれません。インジケーターなどは点灯していますので電気は通っている模様です。
ハイエースなどの人気車種は盗難率が高いためセキュリティーをイモビライザーとは別で取り付けているお客様は多いと思います。
セルモーターがうんともすんともいいませんのでお客様に確認を取ります。
私「セキュリティを何かつけていますか？」
お客様「あ！たしかつけています！」とのご回答をいただきました。
セキュリティには色々な種類がありますのでどういうものを取り付けているか確認していきます。エンジンをかける際は隠れているボタンを押しながらイグニッションを回すとエンジンがかかりますとのことでした。
またどこかの間にヒューズを取り付けているとお聞きしましたので、ヒューズがどこに取り付けられているか調べていきます。
写真はぼやけていますが運転席の足元の裏側にヒューズが取り付いているボックスを発見してヒューズを確認していきます。
ヒューズは何らかの影響で切れていますので交換してみてエンジンがかかるか試していきます。
ヒューズのサイズが車に予備搭載されているものより大きいためお近くの量販店にてお客様にご購入いただきました。
ヒューズを取り付けてイグニッションを回すと無事にセルモーターが回りエンジンが始動しました。
何とか無事にお車をお預かりさせていただき、これから点検・検査を行います。
この記事を書いた人：
1983年11月21日生まれでさそり座のО型です。横浜生まれで大阪育ちですが、縁あって横浜で勤務することになりました。ドライブが好きで何時間でも運転していられます。 【保有資格】中古自動車査定士、中古自動車販売士、損害保険募集人資格
