こんにちは、さくら車検の吉田です。
今回は車検でお預かりしたホンダゼストのフロントパッド交換作業になります。
コンピューター診断は異常なし。
フロントパッドの残量が少なくなっています。今のところブレーキの効きには影響ありませんが、交換時期です。
キャリパーを外し、パッドを取り外しました。パッドをローターに押し付けるピストンを押し戻しておきます。
新品と比較すると、半分以下まで減っています。簡易的な判断としては鉄板の厚み以下になれば交換時期だと思ってください。
鳴き止めののグリスを塗布して、取り付け。
反対側も交換して作業完了です。
今回は完全に無くなる前に交換しましたので、パッドのみ交換でしたが、パッドの減りに気づかず、完全に無くなってしまうと、鉄板部分が直接ブレーキローターに接触してしまい、異音と共に著しく効きが悪くなり大変危険です。
最悪の場合はブレーキが効かなくなることもありえます。
ローターにもダメージを与えるので、表面の研磨もしくは交換となり修理費用も高額になってしまいます。
パッドは車を減速、停止させるための重要なものです。ギリギリまでと考えず早めに交換しましょう。
最後に、弊社ではコロナ対策として、マスク着用と除菌対策を行っていますので安心してご利用ください。
それでは、また。
1972年生まれの整備士です。お車のトラブルなら何でもご相談ください。 数年前は、よくドライブに出かけていましたが、現在はその頻度も減り、これといった趣味がないことが悩みの一つです。 【保有資格】二級自動車整備士