こんにちは、さくら車検の吉田です。
今回は日産マーチのタペットカバーパッキンの交換作業になります。
車検入庫なので、まずはコンピューター診断。
異常はありませんでした。
ということで、オイル漏れの修理に取り掛かります。
まずは大きな黒い箱状のものを取り外します。
この中にはエアクリーナーエレメントとスロットルバルブ、そして吸入空気量
を測るエアフローセンサーが入っています。
黒い箱を取り外すとその下に銀色のタペットカバーがあります。
四つの黒い物はイグニッションコイル。この下に点火プラグがあります。
コイルを外してから、タペットカバーを取り外しました。
エンジンの中のタイミングチェーンやカムシャフトなどが見えます。
外したタペットカバー。オイルによる汚れなどで茶色くなっています。
今回交換するタペットカバーパッキンとプラグホールパッキン。
ついでに消耗していた点火プラグも交換しておきます。
掃除をして新しいパッキンに交換後、組付けていきます。
エアクリーナーボックスを取り付けて作業完了。
タペットカバーパッキンはオイル漏れの中でも、頻度の高い部分です。
ゴムパーツのため年数がたつと、硬くなり密着不良などが起こります。
酷い物は柔らかいゴムがプラスチックのようになっているものもあります。
オイル漏れを放置して、オイル不足になりエンジンに大ダメージを与えてしまうこともありますので、きちんと直しておきましょう。
最後に、新型コロナウイルスが猛威を振るっておりますが、さくら車検ではスタッフのマスク着用と除菌スプレーを徹底し感染予防対策を行っておりますので、ご理解とご協力をお願いします。
1972年生まれの整備士です。お車のトラブルなら何でもご相談ください。 数年前は、よくドライブに出かけていましたが、現在はその頻度も減り、これといった趣味がないことが悩みの一つです。 【保有資格】二級自動車整備士