おはようございます。こんにちわ。こんばんわ。さくら車検です。
今回は水漏れしてしまったベンツCクラスの修理作業を紹介させていただきます。
運転中にボンネットから煙がでたとのことで点検させていただきました。あせりますよね・・・大変だったと思われます。
点検してみるとこちらのウォーターパイプ、エンジンルームの奥のほうへ伸びていってるのですがこちらのパイプが樹脂でできています・・・
エンジンルームをきれいにしてエンジン掛けてみるとすぐに水漏れが確認できました。
パイプに亀裂が入ってしまったようです・・・経年劣化のようですね・・・こちらから漏れてしまったクーラントがすぐ下にある遮熱板、エキマニ、マフラーに付着してしまいボンネットから蒸気が発生してしまっていました。
交換するにあたってボルトをやビスを何本か取り外すのですが1本だけちょっとエグイ場所にあってパワステのタンクを取り外してずらさないと取り外すことができません・・・しかもボルト長いです・・・
上側のエアホースと一体になっている部品でした。
縦にクラックが入っています。樹脂部品なのでいつかは割れてしまうのかもしれませんね・・・すぐそばにエキマニがあるのでゴム製のホースにはしなかったんですかね・・・?
元通りに組み付けて水漏れ確認、エア抜きを行い試運転して作業は完了です。
今回はすぐに水漏れの確認ができたのでよかったですが場所や構造によってなかなかみつからない、水漏れしなくなったみたいなケースもあったりします。
オーバーヒートを起こしてそのまま走行を続けてしまうとエンジン交換になりかねないので定期的にお車の点検を行っていきましょう。でわまた。