さくら車検の清久です。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のブログは、さくら車検の引取から納車迄の流れをご紹介したいと思います。
先ずは、ご予約頂いたお客様のお宅にお車を引き取りに伺います。
お預かりするお車の状態を確認してお客様からの情報も聞き取り、手続きを致しまして引取、事務所工場に戻ります。
戻り次第、お預かりした車両の状態を詳しく点検。
ヘッドライト光軸の測定とサイドスリップの測定も行います。
ヘッドライト光軸測定・調整とは
、
ヘッドライトを照らし、測定器で光軸の向きを測定します。
適正値からずれていた場合は、車検に通りませんので、収まるようヘッドライトの光軸を調整します。
ヘッドライトは、単純に前を明るく照らしていれば良いというわけでなく、適正な光軸の向きが定められています。
この光軸が狂っていると、運転しにくかったり、対向車にとってまぶしかったり、危険を招く原因となりますので、車検に通りません。
通常の使用では極端に狂うことはないと言われることがありますが、段差での振動やバルブ交換で狂ってしまったり、タイヤの磨耗や交換、サスペンションのヘタリなどで車全体の姿勢が変化することによっても、ヘッドライトの照らす位置がずれてしまいますので、車検に通らないことはよくあります。
このため、事前に光軸の測定を行い、狂っていた場合には調整を行います。
サイドスリップ測定・調整とは
タイヤは、直進安定性や旋回性をよくするため、わずかにハの字に角度をつけてあります。
この角度が狂っていると、サイドスリップが大きくなり、タイヤの異常摩耗や道路を傷めることになるほか、直進安定性が劣り運転に支障をきたす原因となりますので、車検に通りません。
このため、事前に測定し、狂っていた場合には調整を行います。
サイドスリップは測定器で診断し、規定値を超える狂いがあると調整が必要になります。
規定値に収まるようタイロッドの長さを調整することで無事車検に通るようになりました。
そして、ベーシックプラン以上のプランではコンピューター診断もしっかり行います。
その結果をもとに、お見積書を作成しお客様と連絡を取り合ってご相談させて頂きます。
お客様のご承認を頂きましたら、車検に通る様、不具合箇所を自社整備工場にて整備を行います。整備後いよいよ車検に向かいます。
車検証に記載されている内容を必要書類に記入します。書類が揃いましたら車検に出発です。
さくら車検は、認証工場ですので、最寄りの近畿運輸局大阪運輸支局(寝屋川)にお客様からお預かりした車両を持ち込みます。
到着して先ずは、必要書類を提出して受付を行い検査コースに向かいます。
検査場ですが、週末金曜日は、かなり混雑してます。
無事に検査コースで、書類に車検適合のハンコを貰いまして検査登録棟に寄り、新しい車検証が出来あがったら、受け取って会社に戻ります。
会社に戻りまして、お客様に納車の日取りの連絡をさせて頂きます。
納車に向けて洗車、仕上げを行い、お客様にお車をお返しして終了です。
さくら車検では、一般整備も行ってますので、お気軽にご相談ください。
最後に余談ですが、車検に関する事として1月11日から12日にかけて東京オートサロン2020の会場周辺で、オートサロン主催者の要請で関東運輸局千葉運輸支局は、自動車技術総合機構関東検査部、軽自動車検査協会、千葉県警察と連携、特別街頭検査を行いました。結果は、42台中38台に対して整備命令書を交付したそうです。不正改造はやめましょうね。
1975年生まれ、A型 趣味は、自動車レース観戦、レーシングカートです。元F1ドライバーの小林 可夢偉とも同じコースで走った事もあります!? その反動か、一般道では、至って安全運転です。機械いじりも好きです。 【保有資格】中古自動車査定士、中古自動車販売士、損害保険募集人資格