こんにちは、さくら車検 中村です。
今回ご紹介する整備は、ホンダ オデッセイのヘッドライトのバラスト交換です。
今回 車検のお預かり時にライトを点灯させたところ左のヘッドライトがちかちかと点滅してしまっておりました。
この車種に関しましては ハロゲンランプではなくHID(キセノン)の仕様です。
まず、左のバーナー(電球)を外し右側につけてみたところ 特に問題なく点灯したため 左のバラストが原因だと判りました。
そもそも。。ハロゲンランプとHIDの違いとは...
ハロゲンランプはバルブ(電球)を車から出ているコンセント(車体側電源)に差し込むことで点灯しますが...
HIDはバーナー(電球)にバラスト(安定器)に接続させないと点灯しません。
そこで バラストとは...車の電流を直流から交流に変換して電圧を一定にコントロールするパーツで、イグナイター(点火装置)で車の電圧12ボルトを20000ボルトに昇圧させてバーナーの放電部に電流を流し込む役割を持っています。
なので ハロゲンランプよりHIDのが明るいのです。
説明が長々になってしまいましたが...
今回のお車はこのバラストの不具合によりちらついていた為 バラストの交換となりました。
オデッセイの場合フロントバンパーを外しさらにヘッドライトを外さないとバラストは出てきません。
ヘッドライトを外した裏側から箱のようなものが見えますがこれがバラストなります。
新旧並べてみましたが、上が着いていたもの 下が新品のものとなっています。
不具合とは目視では判りずらいですね。。。
その後 バラストを交換し外した順序にて戻せば作業終了となります。
1973生まれ 神奈川県出身、現在埼玉県在住です。趣味はライブ観戦、音楽鑑賞、ビリヤードです。18才の時にガソリンスタンドにてアルバイトを始めてRX-7に乗ってからドップリ車関係にはまっていますので、ドライブ等も大好きです。タイヤ、エアコン、何でもお気軽に聞いてください。