ご覧いただきありがとうございます。西東京支店の石川です。
今回は府中市にお住まいのお客様よりダイハツ ムーブ(LA100s)の車検整備のご依頼をいただきました。
こちらのお車は平成23年式でしたが、新車からお乗りになられてなかったそうで、1回目の車検にあたる平成26年から車検切れとなっておりました。
距離も超低走行の100キロです!
しばらく乗られてなかった影響で風化が進み全体的に錆びやゴム・オイル類の劣化が見受けられました。
全体的に部品の交換をさせていただきましたが、今回はブレーキ周りのご紹介です。
装着されていた左右のブレーキローターです。ローターの表面が白っぽくなっていますが、これが錆の侵食部分です。
錆がローターに侵食するとブレーキパッドの密着が悪くなりブレーキの効きがとても悪くなります。
最悪の場合ブレーキジャダーと呼ばれるブレーキペダルを踏んだ際ゴゴゴゴという音と共にブレーキペダルに振動が伝わるような症状がおきます。
そのような状況になった場合は早急な整備が必要となります。
ローターを交換しました、ブレーキパッドはそのまま利用しますが当たりをよくする為面取りと固着しないよう可動部のグリスアップを行いました。
車は乗らなすぎてもよくないのがこの錆を見るととても感じますね。
各部の締め付けとロードテストを行って整備完了です。
1985年生まれ、東京都多摩市出身、今も多摩市で一人暮らしをしています。高校生の時に原付免許を取得後、車に興味を持ち整備専門学校を卒業した整備士資格保有者です。初めて購入した車両は日産のグロリアです。辛い食べ物・お酒・カラオケが大好きです。