こんにちは、さくら車検の小林です。
最近は寒くて洗濯物がなかなか乾かなくなってきましたね。
さて、今回はエンジンチェックランプが点灯してしまったアルファロメオの156がご入庫されました。
正式にはエンジン警告灯と言って、エンジンの制御系のトラブルが発生したときに点灯する警告灯です。
点検してみるとO2センサー(排気ガスの酸素濃度を測るセンサー)が異常(3つ)と、エアフロセンサー(エンジンへ送る空気の量を測るセンサー)の異常が出力されていました。
アイドリングもちょっと安定せずノッキング気味でした。
こちらの車両はO2センサーがフロント2つ、リア2つと合計4つも付いています。
O2センサーに関しては今回4つ全部交換させていただくことになりました。
フロント側はまぁまぁ普通な場所に取り付いており、交換自体もそんな難しくないのですが・・・
リアO2センサーの特に左側がかなり難しい場所に・・・なぜこんな場所に!!って感じです。
最初はマフラーを切り離して触媒を取り外そうかなと思っていたのですが、エキマニと一体になっており外す為にはエアコンのコンプレッサー等、外す部品がたくさんあることに気がつき断念しました。
がんばってこの状態で交換です。
遮熱板外して少しでもスペースを確保し、知恵を振り絞ってあれこれ試行錯誤し取り外しました。
固着しすぎていなかったのが幸いです。
黒い・・・O2センサーが機能しておらず濃い燃料を噴射し続けてしまい、アイドリング不調がおきていたようです。
エアフロセンサーも一緒に交換することになったので交換です。
こちらはホースを外してボルト3本で止まっているだけなので難なく交換できます。
チェックランプランプも無事消え、アイドリング不調も解消されました。
チェックランプが点灯していたら車になにかが起こっている合図です。
内容によっては乗っていても何も異常は感じられないこともあります。
たまに気にしてみてみましょう。ではまた。