さくら車検の吉田です。
今回は、トヨタ パッソ(KGC10)のウォーターポンプ・ファンベルト他の交換をしました。
ウォーターポンプは、エンジンを安全な温度に保つために、冷却水(LLC ロングライフクーラント)を、ラジエーターやラジエーターホース、エンジン内部等に巡らせるための循環ポンプです。
エンジン内部は、ガソリン燃焼やピストン等の動きで高温になっています。
ウオーターポンプが動き、冷却水を循環することで、熱くなった水をラジエーターへ運びます。
ラジエーターの冷却装置で冷えた水を再びエンジン内に戻します。
ウォーターポンプは単体では動かないので動力が必要です。
ファンベルトで、エンジンの回転をウォーターポンプやオルタネーター(発電機)に伝えて動かせます。
赤丸で囲んだウォーターポンプの周りがピンク色なのが分かります。
これは冷却水(LLC)が赤色に着色されていて、漏れだした冷却水が乾燥して固形化して、ピンク色の粉となり、目視で判断できるようになっています。
ウオーターポンプが壊れたり、冷却水が漏れだし不足したり、空になってしまうとオーバーヒートしてしまいます。
交換するには・・・
車種によりますが、エンジンの隣にある部品ですので、バンパーを外したり、カバーを外したり、その他作業に邪魔になる部品等を外すと、こうなります。
車種が何かわからないですね・・・
ウオーターポンプの新旧部品の比較です。
年数が経過すると注意が必要です。
国家整備士による定期点検を受けましょう!
早期発見・早期修理で快適なドライブを!