こんにちわ。さくら車検の山田です。
紅葉日々に増す十月。みなさんお元気でお過ごしですか。
さて今回は、bB(初代 NCP3#型)中古ヘッドライトASSY交換をご紹介させていただきたいと思います。
ヘッドライトが黄ばんでしまう主な原因は太陽光に含まれている紫外線です。今の車のヘッドライトに使われる素材の中心は、ポリカーボネートと呼ばれる樹脂製のものです。
ポリカーボネートはガラス素材に比べて数百倍の強度と接触時に飛び散りにくいというメリットがあります。反面、ガラス素材よりも紫外線に弱く、傷がつきやすいというデメリットもあります。
ヘッドライト表面には、特殊なコーティング塗装が施されていますが、太陽光に長期間さらされる・洗車の際のダメージなどが蓄積していくことで塗装がはがれていきます。その結果、ヘッドライトにはダイレクトに物理的刺激が加わるため、黄ばみ・傷がついてしまいます。
ヘッドライトが黄ばんでしまう原因は、表面(外側)がダメージを受けるだけではありません。ヘッドライトの外側と内側との境界面に小さな隙間ができて、そこからヘッドライトの内側に水や異物が入りこんでしまうと、そちらの側でもヘッドライトの黄ばみや劣化が引き起こってしまいます。
ヘッドライトの黄ばみをそのまま放置してしまうと、最悪のケースとしてヘッドライトの交換が必要となります。
ヘッドライトの黄ばみは見た目が悪くなるだけではなくて、ライトを点滅させた時の光量が弱まってしまう原因でもあります。光量が弱まると、夜間走行時の視界が確保されにくくなり安全性が失われてしまいます。
ヘッドライトの内側や外側が黄ばみ、光量が不足すると車検時の検査項目の基準をクリア出来ず、車検が通らなくなる可能性があります。
車検を通すために、表面を磨いて汚れを落とすだけでは効果が表れず、ヘッドライトの内側にも問題が生じている場合には、ヘッドライトを交換しなければならないケースも起こってしまいます。
中古ヘッドライトASSY交換完了です。これで夜も安心して夜間走行が出来ますね。
1975年生まれ。セダン系の車が好きで、昔はジャガーXJに乗っていました。趣味は子育てで、4才の娘と、公園やドライブに行ったり、家でままごとなどして、休みは娘と楽しんでおります。