スタッフブログ&整備レポート

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更新日: 2022.6.17

リアカップキット交換

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前回に引き続き、今回もブレーキのお話です。

リヤブレーキがドラム式のお車にお乗りの方は要checkです!

113058

ブレーキドラムは上のイラストのように

ブレーキペダルを踏むことでブレーキフルードの圧力で

シリンダー内のピストンが外側へ押し出されてブレーキシューが広がり、

レーキを効かせる

という構造になっています。

 

カップキットとは、簡単に言いますと「ゴム」です。

このゴムがあるおかげで、ホイールシリンダー内の隙間が塞がれ

ブレーキフルードを塞き止めています。

 

なんと!今回カップキットの交換をするお車は

ブレーキフルードが漏れてしまっていました!

 

IMG_0039[1]

写真のカップキットの輪っかの中に漏れたブレーキフルードが

溜まっている状態です!

ブレーキフルード漏れは普段お車に乗っていても

久々にお車に乗ったとしても

なかなか異変に気づかないんです・・・。

気づかない間に漏れているんです・・・。

そのまま知らずに車を運転して、

車自体からブレーキフルードが漏れきってしまい空っぽに・・・(((;°д°))))))

ブレーキが効かなくなってしまいます!!

 

IMG_0040[1]

 

今回のケースは、上の写真のように

カップ自体に傷が付いてしまい、そのわずかな傷の凹み部分と

シリンダーの間に隙間ができてしまった為に

ブレーキフルードが漏れてしまいました。

なのでホイールシリンダーの中身を分解し

中身のピストンにくっ付いているカップと

シリンダーからピストンが飛び出ないように包んでいるカップを交換しました。

 

低年式や多走行のお車の場合は是非ご交換がお勧めです。

漏れてからの交換ではなく、漏れを未然に防ぎましょう!!!!

 

記事ID: 5491

この記事を書いた人:投稿者名

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1992年生まれ、東京在住。高校生の時にアルバイトをしていたガスリンスタンドで刺激を受け、車やバイクが好きになり、ひたすら整備のバイトや仕事をしていました。250ccのバイクに乗ったりドリフト車に乗って車を壊すことが趣味の一部でした(笑) その他の趣味は料理やお菓子作りなど意外に得意です。

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