おはようございます。さくら車検横浜工場の佐々木です。
今回はフィアット パンダのエアバックECU交換を作業させていただきましたのでご紹介させていただきます。
車検整備ではメーターのチェックランプが点灯してしまっていると車検に合格できません・・・
こちらの車両ではエアバックのチェックランプが点灯状態になってしまっておりました・・・原因をさがします。
OBD繋いで異常コードを見てみても運転席エアバック異常とか助手席エアバック異常、サイドエアバック異常etc…異常がいろんなところに発生しており原因がなかなか絞り込めませんでした・・・
異常コードだらけのなか、ECU内部に異常のコードが気になり、ECUメインで原因を探ってみたところかなり怪しい・・・との結論にいたりました。
ほかにも異常があるかもしれませんがエアバックECUを交換させていただきたいですと説明の上、作業させていただきました。
場所はインパネ中央の床面にあります。まぁほとんどの車両がココですね。バッテリー取り外して交換します。
交換後エンジンを掛けてみると・・・すべての異常コードが消えました。ECUがダメになってしまい、ほかのエアバック部品からの信号も読めなくなってしまっていていろんなエアバック装置も異常と出力されてしまっていたようです。
これで作業完了です。フィアットは年式や車両によってはECU交換後にコーディングが必要な車両もあります。
その場合はディーラーさんにお願いしないといけませんが・・・でわまた。
ご利用ありがとうございました。