おはようございます。さくら車検横浜工場の佐々木です。
今回はマツダアテンザのノックセンサ-を交換させていただいたのでご紹介させていただきます。
もともとエンジンチェックランプ点灯でご入庫され、点検させていただきました。
ちょっとめずらしいコードが出力されていました。
ノックセンサーとは、エンジンが異常燃焼したときに発生するノッキングといわれているものを見ているセンサーです。
未燃焼ガスが急に自己着火を起こしたりするとノッキングが発生し、ノックセンサーがエンジンの振動で検知しコンピューターに信号を送って点火タイミングを調整したりしてエンジンをいい状態に保つみたいな働きをしてます。
こちらの車両ではインマニの裏側、シリンダーブロックに取り付いています・・・色々取り外していきます。
矢印の下あたりにとりついています。インジェクタやインマニも取り外すのでそれぞれのガスケットもいっしょに交換するような形になります。
こちらがノックセンサーです。配線カプラーの取り回しを覚えながら取り外します。
熱で溶けてしまっていました。熱に強いはずなんですが・・・めずらしいですね・・・あとは逆手順で元に戻してダイアグコード確認し、異常コードがでないか点検をして作業完了です。
低回転時に起こるノッキングはまだいいのですが高回転時に発生するノッキングは少し危険です。
高回転時に発生するノッキングはピストンの破損やエンジン破損につながってくるのでチェックランプ点灯した場合はお近くのお店で点検してもらうようにしましょう。でわまた。