投稿者:kobayashiこんにちは。さくら車検 小林です。
毎日毎日あついですね・・・大雨が大変みたいですけど・・・雨ふってもあついし・・・
今回ガソリンメーターがまったく動かないとのことでご入庫されました日産 ラシーンを点検させていただきました。
常にこの状態でした・・・エンジンかけても走っても車をゆすってもまったく変化がありませんでした・・・
配線関係から調べてみたところ配線に異常は見られないのでメーター本体かフューエルセンダゲージ、もしくは両方なのですが、メーター側で配線をショートさせてみたところゲージの針がしっかり動いたのでメーター異常ではなさそうな感じです。
ゲージはフューエルタンクの中に入っているので見てみましょう。ラシーンはバックドアから作業ができます。
左後部座席の後ろ側にネジ5本くらいで止まっているので外してみると見えてきます。せまいですけどホースも外してフタを外しましょう。
フタを外すと中央に見える黄色い丸い部品がフューエルポンプです。
最近の自動車は先のフタと一体になっているのですが古い自動車は一緒についていないみたいです。
センダゲージもポンプと一緒についているのですがこのお車は別々に取り付いていました。
ゲージです・・・今では考えられないような大きさしてます・・・ポンプよりでかい・・・中身は↓
こんな感じになっています。黒い物体が浮きになっていてガソリンを満たすとこの浮きが上がってメーターの針がFullの位置になり、ガソリンが減ってくると浮きが下がってきてメーターの針がLowの位置になる仕組みです。
浮きの位置で電圧が変化するのでメーターの針が動きます。
ゲージを交換して無事なおりました。ガソリンの残りが分からなくなると意外とあせりますね～・・・
エンプティランプが付いていれば配線が別系統の車両に関しては針が動かなくても点灯すればなんとかなるかもしれませんが、少し古い車両でランプがない車両もあります。
気をつけましょう。ではまた。
この記事を書いた人：
東京で整備をしています。 普段は犬を飼っており、愛犬と散歩に行くのが趣味です。 整備は国産・海外車問わず得意です。 【保有資格】二級自動車整備士、自動車検査員
